新作ジュエリー2017年06月19日

昨日のJ.C.Barさんの創業20周年記念の展示会「バール・バース20」。小俣さんフィーバーだけでは申し訳ないので(笑)新作ジュエリーの感想なども。

九谷焼と沈金とジュエリーのコラボ企画。
計画をお聞きしたときにはイメージが掴めませんでしたし、写真で拝見したときは、さて?みたいなイメージでしたが、
実物は中々興味深い仕上がり。驚きは、焼き物でジュエリーを作ってしまう発想。それを実現してしまう実行力。これもJ.C.Bar の嶋社長の発想力と実行力のなせる業ですかね?

特に九谷焼のものは造形の面白さと絵付けの妙を楽しめる一品。替え玉が2個付いて3種類の柄が楽しめるのもいいですね。一つは、九谷焼作家の北村さんが挑戦している、黒彩技法の球。後の2種は伝統的な九谷の色と柄。TPOに合わせて取り換えられる。塗と沈金も塗の品の良さを感じられる好印象な作品。


洋装での使いこなし。
ネックレスとしてはボリューム感と和風洋風のどっちつかずで使いこなしは難しいかな?と思えましたが、洋装で実際に着けてみると意外と雰囲気的には悪くなくジュエリーだけが浮く事もない。場面に溶け込むような落ち着く印象。これならば、最近のパーティにジュリーの話題が出る事は少ない場面、パーティ等での話題作りにもなって、ジュエリー業界もこうした取り組みからも賑わう事が期待出来るのかもしれません。

和装での使いこなし。
何年もの伝統を持つ和装のきまり事。その中で宝飾品が入り込めるのは誰しく、思いつくのは帯留めぐらい。そんな中このネックレスを根付ののように帯から下げるような新しい使い方、文化も提案できるのではないか?そんな秘めたる可能性も垣間見えます。これからの発展に注目して行こうと思います。

最後にすぐにでも楽しめる一品。
小さくて誰も写真に撮ってないのですが、塗と螺鈿のピアス。一見黒蝶?と思わせておいて実は螺鈿。価格もこなれれば、和装、洋装関係なく定番ものになりそうな一品でした。 小さすぎて作家さんは嫌がるかもしれませんが。


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