OEK 第420回定期公演マイスター・シリーズ ミンコフスキーのドヴォルザーク2019年10月12日

人気を博すOEK と芸術監督マルク・ミンコフスキのコンサート。台風で大荒れの天候でも満席のコンサートホール。
今回は定番とも言える演目、ドヴォルザークのスラヴ舞曲集と交響曲第9番。マイスターシリーズでこの定番演目はどうかと思うがそれはサテオキ、演奏は素晴らしかった。OEK としては大編成の陣容で力でグイグイ引き込む。このホールではややキャパオーバーかと思われる編成でも飽和することなく濃密なハーモニーで聴衆を魅了する、まさにミンコフスキマジック。OEKの弦の素晴らしさは言うまでもないが、いつもながら木管の美しさには脱帽。


6月のブラッハーの弾き振りと双璧を成す、年間ベストコンサート候補の一つですね。