OEK 第417回定期公演マイスター・シリーズ2019年07月06日

オーケストラ・アンサンブル金沢
第417回定期公演マイスター・シリーズ
ミンコフスキが引き出す新たなOEKのかたち


指揮:マルク・ミンコフスキ
ヴァイオリン:クリストフ・コンツ
ベートーヴェン    ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
ブラームス    セレナード第1番 ニ長調 作品11

昨年からOEKの芸術監督に就任した、ミンコフスキはなかなかタイミングが合わず、
今回はじめて聴きます。
どこか懐かしいOEKの昔の音を思い出させる、落ち着いたハーモニー。
派手さはないけれど、厳格な安定した指揮。選曲が鉄板であったこともありますが、
安心して落ち着いて聞けます。結構これは大事なことで、楽しい指揮、引き込まれる指揮、魅せられる指揮とこれまで色々なマイスターを迎えたOEKも久しぶりに落ち着けたのではないでしょうか?
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のソリスト、クリストフ・コンツのヴァイオリンはどこまでも優雅で美しく、滑らか、そして饒舌。良い演奏でした。

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