山王美術館2017年07月21日

大阪へ出張のあとちょっと時間があったので、平日しかオープンしなくなった山王美術館へ。
なにげにここのコレクションって、趣味が合ってて、さらに誰もいないのいでゆっくり鑑賞出来て好きな場所です。

フローラ 花々と日の共演。と言うことで、平ったく言うと、美人画と花の絵のコレクション展です。



ルノワールのコレクションは比較的多く、今回は新コレクションの花の絵と裸婦の秀作。興味深いですね。


人物画も素敵ですが、花の絵も素敵な絵が多かったです。
ヴラマンクの花瓶の野花。(新コレクション)何気にヴラマンク好きです。
過去の日記からヴラマンクの感想を引用すると、
「力強いタッチの中にあふれかえる感情が閉じ込められた絵。」
(昔は気の利いたコメントを書いてたんだ!(笑)


こちらも新コレクション。キスリングの「ミモザとパンジー」。
キスリングと言えばミモザですね。目の覚めるようなつややかな黄色と紫のコントラストが素敵です。


この他には、写真が無いですが、金山平三の「花」。落ち着いた色使いと印象派的表現でこちらも好きな作品でした。

こちらは居心地が良いのでついつい長居をしてしまって、梅田画廊のミニチュアコレクション展に寄る時間が無かったのが残念でありました。