風と緑の楽都音楽祭2019年05月04日

風と緑の楽都音楽祭


今年はどうしようかな〜と思っているうちに、一番聞きたい、クレーメルのシベリウスのヴァイオリン協奏曲が完売になってましたので失望の中、3日のラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番と5日のグリーグ ピアノ協奏曲をチョイス。どちらも良かった演奏でした。(って、ちょっと時間が経ってますので新鮮な感想を忘れちゃった。(笑)


完売率が多いし、普通のOEKの公演と比べて割高だなーと思いつつも、
お祭りだから、まあいいっか、と。


意外と新鮮だったのが、交流ホールの「ショパン ピアノ名曲チクルス」第二夜と第三夜を拝聴。オーデション通過者の老若男女問わず出場出来るステージ。いずれも、若いっていいよね!と思わせる、レベルの高い演奏で楽しめました。

OEK 第412回定期公演2019年02月23日

オーケストラ・アンサンブル金沢
第412回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
藤村実穂子 ヴェーゼンドンク歌曲集 メンデルスゾーン夏の夜の夢

一週間遅れの記事にて失礼。
昨年からファンになった、客員常任指揮者、カワケン (川瀬賢太郎)登場。
今回は語りがメインで、演奏はやや薄まった感じでちょい消化不良。
しかしながら、進藤健太郎の語りは良かった。



OEKマイスターシリーズ コダーイ&ラヴェル2019年01月26日

久々のコンサート。
オーケストラ・アンサンブル金沢 第411回定期公演マイスター・シリーズ コダーイ&ラヴェル

【指揮】    ポール=エマニュエル・トーマス
【ピアノ】    松田華音
演奏曲目    
コダーイ    ガランタ舞曲
ラヴェル    ピアノ協奏曲 ト長調
ラヴェル    マ・メール・ロワ(全曲版)


マエストロ ポール=エマニュエル・トーマス は華麗ながらもどこまでも気持ちよく聞けるエレガントな印象。ラヴェルのピアノ協奏曲 松田華音の演奏ももその影響を受けるエレガントさが印象的。とてもバランス取れた心地よい演奏会でした。

松田華音のアンコールはチャイコの踊りの情景。
後半はビゼーのアルルの女とオッフェンバックの舟歌。
こちらも大サービスでとても楽しめました。


コンサート終了後にはサイン会もありました。

OEK 第407回定期公演マイスター・シリーズ2018年10月13日

第407回定期公演マイスター・シリーズ
シューベルト    交響曲 第5番 変ロ長調 D485
モーツァルト    ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K. 207
ハイドン    交響曲 第103番 変ホ長調 Hob. I-103「太鼓連打」

今回のマエストロはユベール・スダーン。
どこまでも紳士的で洗練された指揮。
ヴァイオリン協奏曲は堀米ゆず子。
バッハの無伴奏をじっくり聴きたいと思わせる演奏家でした。


金沢おどり2018年09月22日

今日は金沢のひかし、にし、主計町の三茶屋街合同公演の金沢おどりへ。

金沢のきれいどころが集う豪華な舞台。
優雅で格調高い金沢素囃子から始まり、八景(八舞台)からなる三茶風流。
最後の総おとりの金沢風雅は豪華絢爛、圧巻のフィナーレ。



奥様もきもの姿にて観覧。



カワケン 最高!2018年09月20日

本日はOEK定期公演、アンサンブルシリーズ。
客員常任指揮者、カワケン (川瀬賢太郎)登場。
若々しくてちょっとお茶目で人を引きつける指揮。


もう、ブラボーの嵐ですよ。
この人、低音の扱いが素晴らしく巧いし、金管も美しいハーモニーを引き出す。
唯一OEKの弱点と思っていた金管が弱点ではなかった!
マエストロの差だったんだと改めて認識。

客員指揮者ではなくて常任指揮者になってほしー。

新人登竜門コンサート2018年07月12日

OEK第17回北陸新人登竜門コンサート〈管・弦・打楽器部門〉


クラリネットの安田菜々子さん、マリンバの稲瀬祐衣さん、コントラバスの西田裕貴さん。
いずれも素敵な演奏でした。個人的にはクラリネットの安田菜々子さんが良かったかな?
コントラバスの西田裕貴さんも今後期待でしょうか。
若いっていいですよね。無限の可能性と個性。今日は楽しませていただきました。
ありがとうございます。

アレクサンダー・リープライヒ2018年07月07日

オーケストラ・アンサンブル金沢 第404回定期公演マイスター・シリーズ
ドイツ、音楽の街《ミュンヘン》 アレクサンダー・リープライヒ指揮


R.シュトラウス メタモルフォーゼンは最も聴きたかった演目。
弦23人による緻密な演奏。変容と言える展開と昇華。楽しめました。
ジークフリート牧歌はOEKの木管が映える素晴らしい出来。
ベートーヴェン 交響曲 第1番はリープライヒ氏の得意な演目であろう事が伺える、
はつらつとした演奏。久々の良い演奏会でした。

いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽2018年05月05日

混雑中の金沢駅にて娘を見送った後、


久々のコンサートホール、風と緑の楽都音楽を鑑賞。
今年はモーツァルトがテーマらしい。2コマ鑑賞。


一コマ目は
OEKメンバー室内楽、フルート四重奏曲 第1番(fl 松木さや)と弦楽五重奏曲 第4番(Vn 松井 直)。
フルート四重奏曲の松木さやさん、爽やかに演奏。コンマスの松井 直さん。久々に小編成を聴きましたが、やっぱりうまいですね。ナイフで切ったような切れ味冴える演奏。

もう一コマは
リッカルド・ミナーシ指揮、モーツアルテウム管弦楽団の交響曲 第35番 ハフナー。
はじめて聴く楽団ですが中編成で、これぞモーツァルトの王道と言ったきっちりとした演奏。
二曲目のクラリネット協奏曲はcl ヴェンツェル・フックス氏。
このおっさん、すごいうまい。どこまでもソフトタッチで多彩な音色。
うっとりと聞き惚れてしまいました。久々のブラボーでありました。

マエストロ最後のステージ2018年03月17日

OEKフィルハーモニーシリーズ、マエストロ最後のステージ。
音楽監督 井上道義 との最後の共演は、ハイドン交響曲「朝」「昼」「夜」。

ソリストとしての実力も充実しているOEK。その魅力を十分に引き出す選曲。
コンマスとチェロのカンタさんのデュオは素晴らしかったし、
宮廷音楽の優雅さに包まれて最高ののフィナーレでした。

今回はマエストロと共にチェロのカンタさん、コントラバスのカルチェヴァさんも
退団だそうです。とっても残念。