日本画の展覧会中心に2017年04月08日

ミュシャ展のあとは、展覧会と画廊をぶらぶら。何故か日本画中心となりました。

やっぱりこの時期は目黒川の桜を愛でつつ、郷さくら美術館の桜花賞展を。
https://exhibition.localinfo.jp/
この展覧会は毎年楽しみに見てます。今年の大賞は山浦めぐみさんの「春覆う」。
ダイナミックな構図と老木の幹の逞しさに圧倒される。良い作品でした。
個人的には、青い画面から幻想的に桜が浮かび上がる、松岡歩さんの「老桜」が捨てがたく。
ここは静かなので、ゆっくりと楽しませていただきました。


日比谷線沿線めぐりになりますが、次はちょっと戻って山種美術館へ。
日本画の教科書東京編を鑑賞。
春草の月四題の春と秋。特に葡萄の描かれている「秋」の軸に唸りながら、
雀亭の葡萄も良いし、どちらを家の床の間に掛けようかなどと戯言をいいつつ。
御舟の昆虫二題が撮影可能に。でもうまく撮れませんね。
小倉遊亀の「涼」もはじめて拝見出来て今回も楽しませてもらえた展覧会でした。


そのあと、日比谷線の旅(笑)は、茅場町へ。ギャラリー須知さんで、
國司華子 ―雲 no 舟― を拝見。


またまた、銀座へ戻ってウインドウショッピングもしながら娘と合流。
最後は時間押し押しで日本橋三越の春の院展を駆け足で見て帰ってきました。
まいど、日帰りの盛り沢山な展覧会鑑賞旅行でした。疲れた〜(^^

ミュシャ展2017年04月08日

久々の東京展覧会。
まずは、ミュシャ展。混むんだろうなぁ〜と思いながらも、予想通り朝イチから行列。
会場内もそれなりに混んでますが、絵が大きいので混雑してても気にならない。

大作の数々、あまり期待していなかったのですが予想外の迫力に感動しちゃいました。


写真OKのコーナーもあり、気が利いていますね。
思い思いに振る舞う群衆。まるで絵の中の群衆と一体化したよう。
撮った写真そものもがミュシャの描く群像を暗示し、鑑賞者に何かを気づかせようとしてるのか?
キュレーターの狙いは何処に。^^