梅を愛でる2017年03月06日

ぱっと満開になってパッと散る桜も良いですが、
梅はまだ寒いうちからつぼみを付け始めます。
そしてゆっくりと開花して長く楽しめます。
それが兼六園の梅園の愉しみでしょうか?

たわわに花を付けている梅も美しいですし、
そのような梅の木があれば実に美しいと思います。
しかし、つぼみと開花のバランスが梅を愛でる
ポイントなのではないかと、いつまでも咲きそろう
事が無い兼六園の梅を見ながら思いました。

また尾形光琳の紅白梅図屏風や前田青邨の描く梅の様に
自由に思いのままに曲線を描く枝ぶりを愛でるのも
梅の醍醐味ですね。

ふと、この歳になって梅の愛でる心が分かった気がします。

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